明舞団地、再生コンペに問い合わせ90件
2005/02/05

 神戸・明石両市にまたがる明石舞子団地(明舞団地)で、老朽化した分譲マンションの再生策を募るアイデアのコンペを県などが呼び掛けたところ、企業や大学、特定非営利活動法人(NPO法人)などから応募や問い合わせなどが相次いでいる。入居開始から40年が経過し、地域住民らの高齢化も進む同団地。「若い世代も住みやすくなるような改造はないものか」という期待の声もあり、コンペの審査は住民が投票で行う。(岸本達也)

 同団地は一九六四年に入居が始まり、県営住宅を含め、賃貸・分譲マンション、戸建てなどに約二万六千人が住んでいる。住宅や施設が老朽化し、入居者の高齢化が進む“オールドニュータウン”の典型で、県は活性化などを目指した再生計画に取り組んでいる。

 コンペもこうした再生計画の一環で、NPO法人「神戸まちづくり研究所」が中心となって行っている。対象は、県住宅供給公社が分譲した通称「12号団地」と呼ばれるマンション団地。五階建てのマンションが十三棟並ぶが、築三十五年経過し、エレベーターがないなど、高齢入居者に向けた対策も必要となっている。

 コンペで募集しているのは「建て替え」と「改造」のアイデア。高齢者や障害者などにやさしい▽若年世帯にも魅力がある―などの造りや間取りの設計を募っており、すでにこれまでに九十団体が応募に関心を寄せているという。

 応募にはまず登録が必要で、受け付けは七日まで。その後、月内にアイデアを提出。専門家による一次審査で優秀作品六点を選んだ上で、三月中旬にプレゼンテーションを行い、住民が投票で最優秀作品を選ぶ。

 同団地では今年四月、入居者による管理組合が発足する予定で、県は「コンペの結果を参考に団地の再生につなげてほしい」と期待している。

 NPO法人「神戸まちづくり研究所」TEL078・230・8511(土日休み)。

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