ポートピアランド廃園へ 入園者減で来年3月
2005/02/25

来年3月末に廃園が決まった神戸ポートピアランド
 神戸市は、二〇〇三年に阪急電鉄から事業を引き継いだ同市中央区の遊園地「神戸ポートピアランド」を来年三月末で廃園する方針を固めた。遊具の老朽化が目立ち、入園者数がピーク時の四分の一に落ち込んでいるため、事業継続は困難と判断。今年三月にも約四・四ヘクタールの土地売却先を公募、企業進出で活性化を図る。

 同園は一九八一年、神戸ポートピア博覧会のレジャーゾーンとして誕生。閉幕後、阪急電鉄が同市から土地を借り営業を続けていたが、九一年に百六十三万人あった入園者数はユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市)開業の〇一年以降、四十万人台に低迷。阪急は〇二年、宝塚ファミリーランド(宝塚市)とともに、撤退の方針を表明した。

 神戸市はポートライナーの乗客減を避けるため、阪急から遊園地施設の無償譲渡を受け、三年をめどに営業を継続。外郭団体「神戸新交通」に有償で貸与し、業務は阪急の子会社に委託した。

 しかし、〇六年二月の神戸空港開港やポートアイランド2期の企業進出増加などで、ポートアイランドのにぎわいが確保でき、ポートライナーの乗客数も維持できると判断、譲渡を決めた。遊具は売却などの処分を検討する。外資系企業が関心を示し、出店する案も浮上しているという。

 同市みなと総局は「ポートアイランドのメーンストリートに位置し、企業ニーズがある。にぎわいが保てるよう有効な活用方法を考えたい」としている。

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