松下 V3に意欲 男子走り高跳び

2005/05/29


陸上男子走り高跳び 2メートル03を跳んで優勝した松下翔一

 陸上男子走り高跳びは、星陵高1年の松下と、三原高3年の佃による優勝決定戦にもつれ込んだ。両者が1回ずつ跳び、失敗した方が負ける。2メートル05はともに失敗。2メートル03も同じ。2メートル01はいずれも成功。そして再び2メートル03に引き上げられたバーを跳んだのは、松下だけだった。「めっちゃいい勝負。燃えた」。松下は、佃と笑い合った。

 1メートル85を一発で跳び、次の1メートル90は1回目でバーを倒した。「インターハイ近畿予選を前にして、緊張しすぎた」が「こんなところで失敗していてはいけない」。原田宏明顧問が「集中力を高める力にたけている」と評する通り、気を静めると、2回目でクリアした。

 1メートル93、1メートル96と、他が失敗する中、179センチの長身は、体を丸めて気を高め、長い助走に入ると、ノーミスでバーの上を通った。ガッツポーズと雄たけびは、回を重ねるたびに大きくなった。

 「この種目で、1年生初の優勝を狙っていた。これからは、3連覇と全国制覇を目指す」と勢いづく松下。神戸市立桃山台中3年の昨年に築いた、国体2位、ジュニア五輪3位の実績を上回ることを誓った。(藤村有希子)


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