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挑戦果敢、Jをほんろう 関学大 2003/12/01 悔し涙にぬれるブルーのユニホームを横目に、広島のサンパイオが関学大の阿部監督に声を掛けた。「本当に素晴らしいチームだった」。元ブラジル代表MFが感激の面持ちで贈った賛辞、観客の惜しみない拍手…。この日の主役は間違いなく「敗者」だった。 「前に出よう」が関学大の合言葉だった。総合力で上回る広島のパス回しを前線からの粘り強い守備で寸断し、183センチの長身FW岡野のポストプレーを生かした攻撃でゴールに迫った。 J1神戸入りが内定しているエース岸田も奮闘。後半12分に鈴木主将、同17分に佐伯のパスに反応し、相手DFラインの裏へ抜け出して際どいシュートを放った。10月に左ひざ半月板の負傷から復帰したばかりだが、攻守に走り回り、「チャレンジャーの気持ち」(岸田)を体現した。 運動量が落ちても集中を切らさず、全員が最後まで相手に食らいついた。DF陣にけが人が相次ぐ中、首のねんざを押して強行出場した山口は「欲を言えば勝ちたかった。ただプロを相手に、しんどくても何かをやろうとしたことはよかった」と収穫を挙げた。 関西学生1部春季リーグで7位に沈むなど精彩を欠いた今季を「一番の出来」(阿部監督)で締めくくった関学大。来季へ望みをつないだ。 (小川康介) [ 閉じる ]
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