はてな?探偵団

36.ネットでの宿泊予約は? (2006/04/19)

手軽で割安、急速に普及

 目前に迫ったゴールデンウイーク(GW)。あなたはどこかへ行楽に出かけます? かくいう探偵は、新緑を満喫すべく、近場への旅行を早々と計画。が、仕事にかまけて、手配するのをすっかり忘れていた。「やばい!! とりあえず宿だけでも押さえたい」。慌てふためく中、「ネット予約はどう?」と同僚からのアドバイス。未知の領域だが、手軽さや利便性が受けて、いま、急速に普及しているらしい。「よし、これしかない!」 (溝田幸弘)

インターネットで予約可能な宿泊施設を検索。上手に使えば、予算も抑えられそうだ=神戸市内

まだ大丈夫

 大手旅行会社のJTB(東京)によると、今年のGWは海外旅行客が過去最高の五十六万五千人となる見通し。国内旅行客も昨年の0・6%増の二千百三十四万人を予測する。

 まずはインターネットの最大手総合旅行予約サイト「楽天トラベル」(http://travel.rakuten.co.jp/)。ホームページに「GW特集」のコーナーがあり、早速のぞいてみた。

 行きたい地域を選ぶと、日にちと空室のある宿泊施設の一覧が表示される。これなら簡単に宿を選ぶことができそう。しかし気がかりなのは、大型連休直前のこの時期、空室があるかだ。

 「その点はあまり心配しなくても、大丈夫だと思いますよ」とは、楽天グループ広報部(東京)トラベル担当の松本美紀子さん。「ネットの予約サイトでは、キャンセル情報をすぐに反映させることができる。つまり、日数的に余裕のない予約への対応が優れています」

当日が安い

 しかも、ネット予約は、料金が相場よりも安くなっているケースが多い。旅行代理店の窓口に並ぶことなく、二十四時間アクセスできるのも強みだ。

 宿泊予約サイトの「トクー! トラベル」(http://www.tocoo.jp)の売りは、宿泊前日と当日の予約で、料金が安くなる「カウントダウン方式」だ。

 「前日なら、他社より10%程度、当日予約なら15%くらいは安くなる料金を設定しています」と、同サイトを運営するクーコム(東京)執行役員の高橋裕史さんは力を込める。

 ネット予約は、旅行代理店手数料などを省くことで割安料金を実現。「トクー…」のカウントダウン方式はさらに「多少安くても、空室よりまし」という宿泊施設側の思惑も上手に取り込んだ形だ。

 「もともと、完全に満室になる宿泊施設はそれほど多くない。GWの数日前でも空きはあると思いますよ」と高橋さん。

大幅割引も

 ネット関連企業だけでなく、旅行会社も充実を図る予約サイト。JTB広報室は「ネットで情報を集めたあと、代理店に足を運んで相談する人も多い。特に、あまり知らない土地へ旅行する際には、プロのアドバイスは参考になります」と強調する。なるほど。

 ここで探偵のもとに耳寄りな情報が。大阪限定ながら、シティーホテルを大幅割引で利用する方法があるという。その名も「大阪ナイトカルチャー・ミッドナイトチェックイン制度」(http://www.osaka-nightculture.com/midnightcheckin.html)。

 当日夜にホテルに直接電話をし、空室があれば、平均43%、最大82%割引で宿泊できる。大阪商工会議所の呼びかけで昨年十二月に始まり、現在は七十五のホテルが参加している。

 受け付け開始はホテルによって異なるが、多くは午後十一時前後。チェックインも深夜中心なので家族連れ向きとはいえないが、連休中に大阪で羽を伸ばし過ぎ、終電がなくなった―なんてときには使えそう。ただ「GWは利用できないホテルもある」(大商地域振興部)ので、事前に確認しておいたほうがいい。

 うん、これは使えそう。あとは、たまった仕事を片付けるだけだが…。

 

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