配偶者から暴力を禁止する「DV(ドメスティック・バイオレンス)防止法」が施行されて十三日で一年を迎えた。「DVは犯罪」という認識が広がり、被害者が声を上げやすくなったと評価する見方がある一方、DV絡みの悲惨な事件は後を絶たない。同法の核として導入された被害者の「保護命令」は有効に機能しているのか。根本的な対策となるはずの加害者への対応は進んでいるのか。現状を探った。