淡路
かろうじて黒字 住民運行バス2カ月 淡路・岩屋
岩屋地区町内会連合会が深夜運行するマイクロバス=明石市内 |
明石淡路フェリー(通称・たこフェリー)の深夜便廃止に伴い、淡路市の岩屋地区町内会連合会が岩屋ポート-JR明石駅間でマイクロバス運行を始めて2カ月が過ぎた。この間、燃料費や明石海峡大橋通行料を負担し合う形で住民ら約1500人が利用。運行経費はなんとか黒字を維持した。しかし人件費は連合会費から支出しており、住民からは「いつまで続けられるのか」などと、存続を不安視する声もある。(西尾和高)
京阪神地域で働く住民たちが淡路島へ帰る交通手段を確保するための緊急措置として、同連合会が昨年十一月末から運行。住民ら六人が運転し、一日二往復の運行を続けている。
二カ月間の利用者数は昨年十二月が八百二十三人、今年一月は六百七十四人で計千四百九十七人。当初見込みよりは約二百人少ないという。道路運送法に基づく利用料金は設定できないため、住民らがガソリン代などを負担し合う形で、わずかながら黒字は確保した。
ただ運転手らの人件費が約十数万円必要で、連合会費でいつまで賄い続けられるかが懸案。第三セクターとのマイクロバス無償レンタル契約が三月末で終了するため、車を新たに手配する必要もある。
同連合会は、安定的な運行を続けていくため、特定非営利活動法人(NPO法人)の設立を検討中。マイクロバスを所有する運送業者からNPO法人に運行を委託してもらう形態を考えている。同連合会の田中孝始会長(48)は「運行を続けていくために、いろんな方法を考えていきたい」としている。
(2/4 10:21)

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