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淡路

6500万年前の波跡、南あわじ・吹上浜で確認 

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波の跡が凹凸状に刻まれた漣痕=いずれも南あわじ市阿万吹上町

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地殻変動で隆起し、むき出しとなった約6500万年前の地層

 約六千五百万年前の海底の波跡「漣痕(れんこん)」が、南あわじ市阿万吹上町の吹上浜で見つかった。以前には吹上浜から約二キロ北にある休暇村南淡路(南あわじ市福良丙)の敷地内でも確認されており、専門家は「海の地層があるところに必ずできるとは限らない。吹上浜一帯は漣痕ができやすい条件が整っていたのでは」と指摘している。(高森 亮)

■専門家「数年で消失」 5年前、台風23号の置き土産

 漣痕は、海底にできた波の跡に粘土や砂が堆積(たいせき)することによってできる凹凸状の痕跡。その形状から当時の海流の方向や速さなどが分かるという。規模が大きい徳島県の宍喰浦(ししくいうら)や高知県の千尋(ちひろ)岬など国の天然記念物に指定されているものもある。

 吹上浜の漣痕は、浜の西端に隆起した地層の一部にあり幅約五メートル、高さ約十メートル。洲本市文化財審議委員で植物研究家の南光重毅さん(83)=洲本市宇山三=が昨年末に植物調査で訪れた際に見つけた。南光さんは一九九六年にも休暇村南淡路で発見している。

 吹上浜周辺は和泉層群と呼ばれる地層が走っており、約六千五百万年前のアンモナイトなどの化石が多数見つかっている。南光さんによると、漣痕も同時代のものとみられ、二〇〇四年の台風23号の大波で木々や土砂がさらわれて、地層に刻まれた漣痕があらわになった-と推測している。

 凹凸部分は、はがれ落ちるなど風化が進んでおり、「このままでは数年で消えてなくなる」(南光さん)という。

(2/14 09:13)


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