淡路
タイムカプセル掘り起こす 3月閉校の淡路・生田小
スコップでタイムカプセルを掘り起こした6人=生田小学校 |
3月で閉校する生田小学校(淡路市生田畑)で29日、卒業生6人が9年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こした。大人になった自分への手紙や当時の写真などを見た卒業生は、懐かしむとともに同校との別れを惜しんでいた。(金 慶順)
担任だった坂恵(さかえ)正和教諭(54)が発案し、二〇〇〇年三月の卒業式後、それぞれが思い入れのある品物をプラスチック製のケースに入れて校庭に埋めた。全員が三十歳になる一九年に掘り起こすことを約束していたが、閉校が決まったため、十年早くタイムカプセルを開けることになった。
六人は校庭の隅にある木の下を掘り起こしカプセルを見つけた。雨水が染み込み手紙はにじんでいたが、自分へあてた懐かしいメッセージがあった。
「生田は自然がたくさん。そっちはどうですか」と手紙に書いた岡山学院大学三年生の松本葵さん(21)。手紙を読み返し「今も変わっていない。生田はいいところ」と笑顔で答えた。淡路市の運送業小川修平さん(21)は「かっこいいダンプカーの運転手になっていますか」との自分からの問いかけに「ダンプカーには乗っていないけど、かっこいい生き方はできているかな」と照れくさそうに話した。
坂恵教諭は「閉校は寂しいけど、みんな驚くほど成長していてうれしい」と目を細めた。
(3/30 11:32)

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