文化
モボ・モガを探せ 神戸芸工大生らが写真展
収集した写真を整理するメンバーら=神戸市西区学園西町8、神戸芸術工科大 |
六甲山上の凍った池でスケート靴をはき、ポーズを取る男性ら(1935年ごろ、楠見潤子さん提供) |
西洋の近代文化が都市に広がった一九二〇-三〇年代、先端のファッションで街を行き交ったモボ(モダンボーイ)、モガ(モダンガール)。神戸芸術工科大の教員と学生らが、当時の写真を集める企画「開港五都市モボ・モガを探せ!」に取り組んでいる。横浜などの市民グループとも連携し、「モボ、モガの姿を通し、先進的な文化を取り入れて発信してきた港町の魅力を再発見し、今後のまちづくりのヒントを探りたい」と意欲的だ。(神谷千晶)
企画は二〇〇四年、横浜市内の特定非営利活動法人が始めた。〇七年には、外国文化の窓口として発展した神戸、函館、新潟、長崎も加わった。
神戸では、神戸芸術工科大教授の森下明彦さんと学生ら約十人が活動。同市灘区に住み、県写真作家協会の一期生だった故・見崎喜代一さんの家族ら、十数人から写真約四百枚の提供を受け、聞き取り調査もした。
喫茶店で男性たちとテーブルを囲む断髪、洋装の女性。六甲山上のスケート場で、ハンチング帽をかぶりポーズを決める男性。「写真を見て初めて知った歴史も多かった」と森下さんはいう。今後も収集を続けてデータベース化し、五都市をカバーした写真集の刊行も目指す。
森下さんらは二十二日まで、神戸市中央区中山手通三の「北野工房のまち」で写真展を開催。二十世紀前半の神戸を写した約四十枚や、他の四都市の計百五十枚を紹介する。二十一日午後三時から、見崎さんの写真を提供した楠見潤子さん(同市北区)が話す。実行委(神戸芸術工科大内)TEL078・794・2112
(3/20 15:02)

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