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フランスパンなどを素材に「パンプシェード」を制作する美術家森田優希子さん=神戸市中央区、カフェ「カラス」
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フランスパンなどを素材に「パンプシェード」を制作する美術家森田優希子さん=神戸市中央区、カフェ「カラス」

 フランスパンやクロワッサンを樹脂で加工し、ランプに仕立てたユニークなインテリア用照明器具「パンプシェード」の展示会が、神戸・元町のカフェで開かれている。制作したのは、美術家の森田優希子(ゆきこ)さん(30)=神戸市西区。「『パンの街』である地元神戸で多くの人にパンプシェードを知ってほしい」とアピールする。(堀井正純)

 細長いバゲット、ラグビーボール形のクッペ…。会場には形や大きさの違う7種のパンプシェード約50点が展示されている。

 いずれも見た目は本物のパンそのもの。それが点灯すると、柔らかな光で幻想的な雰囲気を醸す。ほかに、インドのナンを使った壁時計「今ナン時」なども出品する。

 森田さんは京都市立芸大時代、パン店で働き、パン好きに。パンで人の顔をかたどった立体アートも制作したが、「パンってかわいい。部屋に飾って眺めていたい」との思いから、ランプにすることを発案したという。

 在学中に最初のランプを試作。改良を重ねて、2010年から「モリタ製パン所」という屋号で、手作りランプの制作販売を手掛ける。昨年、制作拠点を京都から神戸に移し、今夏には会社勤めもやめて、作家として本格的に活動を始めた。

 パンプシェード作りは約1カ月がかり。パンの中身をくりぬき、外皮を厚さ数ミリ残して乾燥させる。樹脂で塗り固め、内部に発光ダイオード(LED)などを仕込む。「パンは食べておいしいだけじゃない。形や細部の美しさにも気付いてほしい」と森田さん。

 素材のパンは「ビゴの店・神戸国際会館店」(神戸市中央区)から仕入れている。「地元のパン店関係者との交流も深め、もっとパン好きを増やす試みができたら」と森田さんの夢は広がる。

 展示は同市中央区元町通2のカフェ「カラス」で31日まで(水曜休み)。受注販売も受け付ける。パンプシェードは4860~1万4580円。カラスTEL078・599・9955

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