阪神・北摂
鮮烈TKO、復活へ一歩 プロボクシング丸元選手
2回、右アッパーで相手をマットに沈めた丸元選手 |
丸元選手のTKO勝ちに拍手する三田の応援団ら=いずれも神戸市、北区民センター |
三田市西相野出身のプロボクシング元東洋太平洋ウエルター級王者、丸元大成選手(32)=グリーンツダジム所属=の復帰戦が十一日、神戸市の北区民センターで行われ、タイのヌンテップ・シットサイトーン選手に2回TKO勝ちを収めた。昨年十一月にタイトル戦で敗北してからの再起戦となったが、冷静な試合運びで終始相手を圧倒。三田から応援に駆けつけた約二百人の前で、完全復活を印象づけた。(横田良平)
丸元選手は二〇〇六年にウエルター級王者となったが、〇七年に二度目の防衛戦で陥落。階級を一つ上げて挑んだ昨年十一月のタイトル戦でKO負けを喫したが、「もう一度ベルトを」の一心で復帰戦に挑んだ。
大きなパンチをもらわないことと、左ジャブを効果的に使うことを課題に挙げて臨んだ丸元選手。1回から効果的にパンチを上下に振り分け、相手をロープ際に追いつめていった。
迎えた2回。左右のパンチをボディーに当て、相手がたまらずガードを下げたところに右アッパーを放った。相手は腰から崩れ落ち、そのまま試合終了。鮮やかに復帰戦を飾った。「もう少し試合したかった」と振り返った丸元選手だが、「弾みのつく内容。このまま、ベルトへ向かって突き進みたい」と充実した表情を浮かべた。
三田から詰め掛けたファンにも満足な試合となった。丸元選手が指導する「TAISEIボクシングジム」(西相野)に所属する三田学園中二年の中元翔一君(13)は「前回の対戦よりもパンチの回転が速かった。もう一度、タイトルを取ってほしい」。中西正美後援会長(51)は「次からの相手はこんなに甘くはない。タイトル戦に向け、緊張感を持って練習を続けていってほしい」とエールを送った。
(2/12 10:04)

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