阪神・北摂
恐竜のモニュメント出現 西宮の動物病院
1本の杉の木から彫られたとは思えない迫力あふれるティラノサウルス=西宮市室川町 |
裏側は骨格が“丸見え”の化石バージョンになっている |
西宮市室川町の国道171号沿いにある動物病院「アイリス動物医療センター」に、巨大な恐竜のモニュメントが出現した。全長5メートルのティラノサウルスで、体を支える足以外は1本の杉の木から彫った「チェーンソーアート」。院長の森田正道さん(41)が設置した。「子どもの喜ぶ姿が見たかった。みんな最初は驚くが、一瞬でも嫌なことを忘れ、地域の元気につながれば」と話している。(冨田佳久)
森田さんは、現在地に病院を移転した5年前から、モニュメントの設置を考えていたという。昨年秋、チェーンソーアートの第一人者である城所(きどころ)ケイジさん(42)=和歌山県田辺市龍神村=と出会って意気投合し、恐竜の製作を決めた。
材料に、道路拡幅の際に切り落とされた杉の丸太を使用し、城所さんが約2カ月がかりで作った。
空に向かってほえる姿は躍動感たっぷり。向かって「正面」の右半分は肉付きのいいリアルな恐竜だが、「裏側」の左半分は骨格が見える化石バージョンになっている。「製作費は国産の新車が1台買えるくらい」と森田さん。
4月の設置以降、モニュメント前では患者らが記念撮影する姿が絶えず、通園途中の幼稚園児らは歓声を上げて喜ぶという。
「モニュメントの周囲には足跡を描く予定。将来的には夜間のライトアップを実現させたい」。森田さんは、病院前の小さな「ジュラシックパーク構想」を膨らませている。
(6/9 10:08)

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