プロ野球の中日ドラゴンズ前監督で、球団初のセ・リーグ2連覇を昨季果たし、日本シリーズ終了後に退任した落合博満さんの講演会が28日、兵庫県三田市天神の市総合文化センター郷の音ホールで開かれた。「戦力が劣り、不利な状況に置かれようとも“優勝”の二文字を掲げ、チームを引っ張るのが監督の仕事」などと持論を展開。“オレ流”を貫き、8年で4度のリーグ優勝を遂げた闘将の言葉に、市内外から訪れた約700人が聞き入った。(金海隆至)
市内に本部と4支店を置く中兵庫信用金庫(本店・丹波市氷上町)が主催した新春講演会。毎年、著名な政治評論家やジャーナリストらを講師に迎えており、今回は「常勝軍団はいかにつくられたか」をテーマにした。
落合さんは、評論家生活を経て2004年に監督就任。中日が強かった理由を「一言でいえば練習量の差」と明かし、「選手の先入観を取り除き、基本に忠実な技術を身に付けさせるための体力強化から徹底的に始めた」と振り返った。
在任中に感激したシーズンは、就任1年目と優勝した昨季だったといい「選手の戦いぶりを静観していたら、8年かけて教えたかったことをやっと見せてくれた」と笑顔を見せた。
子どものバッティング指導法については「頭の角度を少し直してあげるだけで、飛躍的に向上する」とこつを指南。「人間の体は左右どちらかに必ず傾いている。プロではそういった癖を意識できないと、高い確率の数字は残せない」とも語った。
(2012/01/29 09:20)
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