経済
伊丹のネットスーパー好調 イズミヤ
注文を受けた品を店頭から集め、素早く箱詰めする従業員ら=伊丹市池尻1、イズミヤ昆陽店 |
スーパーのイズミヤ(大阪市)が、伊丹市内で今年一月末から始めた兵庫県初のネットスーパー「楽楽マーケット昆陽店」が好調だ。同社の既存ネット店と比べて、商圏の面積は約十分の一だが、一日の注文件数は約三倍。商圏を絞り配達効率を高めた上、生鮮品の品ぞろえを増やすなど工夫したことが奏功した。同社は“伊丹モデル”として広げ、ネットスーパーの売上高を三-五年後には二〇〇七年度比の百倍の五十億円へと引き上げる。
ネットスーパーはネットで注文を受け、顧客宅の近隣店舗から直接商品を届ける。同社は〇一年から始め、大阪、京都で九店を展開している。
昆陽店は十店目。配達効率を高めるため、当初は商圏をイズミヤ昆陽店の半径一キロ圏内に設定。パソコンや携帯電話で注文を受けた後、最短三時間で配達する。これまでネットスーパーの利用は、米や飲料などのまとめ買いが多かったが、生鮮品の品ぞろえを増やし日常的な買い物に近づける工夫も凝らした。配達料を抑えることで、注文頻度を高めた。
また、買い物客は店頭で見比べて商品を選ぶため、「店舗にある一番いいものを届けることで、品質の信頼に応えている」(中村有一店長)という。
同社のネットスーパーの売上高は、〇七年度が九店舗で五千万円。〇八年度は昆陽店を含む十店鋪で一億五千万円を見込む。和田裕執行役員は「昆陽店をモデルに積極的に新店を出したい」と話している。(段 貴則)
(2/28 10:20)

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