経済
農業の重要性理解を 神戸で2月、国際大会
農業を通して農村と都市の関係を考える国際大会が2月18日から22日まで、神戸市中央区の神戸学院大学ポートアイランドキャンパスなどで開かれる。阪神・淡路大震災の際、ライフラインが寸断された被災地に食料や水を届けた農家らが主催団体の役員を務めており、「震災当時を思いだし、農家だけでなく都市住民にとっても農業問題は重要であることを理解してもらう機会になれば」としている。
国際大会「地域がささえる食と農 神戸大会」で、兵庫県有機農業研究会など18団体が集まる実行委員会が主催。世界15カ国から延べ約2千人が集まる。
有機農家で実行委員長の橋本慎司さん(48)=丹波市市島町=は、生産者仲間とともに震災の翌日から神戸に食料や水を運んだ。橋本さんは「農業の問題は農村だけでなく、都市住民にも関係がある。食を通して自然環境や地域の問題に目を向けてほしい」と話している。
また、同大会の事務局長、赤城節子さん(62)は神戸市西区在住で、当時は食料を届けてもらった。「都市は農村に支えられていると実感した」と振り返る。
大会では、18〜19日に県内の有機農家を訪ねるツアーを開く。20日には有機農業の今後のあり方を考える講演や分科会が開かれる。21、22日は、約80カ国の有機農業者らが集まるURGENCI(ウージャンシー、本部・フランス)のシンポジウムや総会がある。同大会への参加者や協賛を募っている。詳しくは事務局TEL078・367・8567
(井垣和子)
(2010/01/18 13:05)

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