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経済

ゲリラ豪雨に緊急対応 シバタ工業の防水扉好評 

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浸水を想定して地下街の出入り口の下部分を覆うように設置されたシート式防水扉=神戸市中央区東川崎町1(同社提供)

 ゴム、合成樹脂製品のシバタ工業(明石市)は、ゲリラ豪雨による地下街などの急激な浸水に緊急対応する「防水扉」の製造販売に乗り出した。軽量で組み立てが簡単なシート式を採用。水漏れを微量に抑えられるよう仕上げたといい、神戸市内などで採用が広がっている。

 2009年に開発を始め、10年4月から販売に乗り出した。

 防水扉には、別の場所から金属パネルを運んで設置するタイプなどもあるが、同社は合成ゴムや化学繊維で作った薄さ0・8ミリのシートを使用。出入り口の床下にたたんでステンレス製の支柱と一緒にしまっておき、緊急時には引っ張り上げて出入り口の端から端までカバーする。

 出入り口左右のボックスには、補強バーが収納してあり、支柱と共に骨組みのようにシートを支える。組み立てに工具などは必要なく、女性でも数分あれば可能という。

 水槽に幅4メートル、高さ1・1メートルのシートを張り、5トンの水を入れたところ、丸1日たってもほとんど水漏れしなかったという。昨年10月に大阪の地下鉄の駅、11月には神戸市中央区の地下街の出入り口に採用された。

 オーダーメードで、防水高さは40センチ〜1メートル、幅は1〜10メートル程度に対応。1カ所で数百万円の売り上げが見込めるといい、年数千万円を目指す。「地下駐車場、マンションからの注文もありそう。設計の依頼が増えており、PRに力を入れ事業の柱に育てたい」と話している。

(佐伯竜一)

(2011/01/26 08:05)


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