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経済

障害者就農支援へ仲介、農業実習も 兵庫県 

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 兵庫県は、障害者雇用を拡大させるため、来春から農家への就労仲介を始めることを決めた。すでに、障害者の農作業を手助けする「就労サポーター」の養成講座を開き、特別支援学校の生徒とともに農場実習を重ねるなど準備を進めている。受け入れ農家の開拓などが課題だが、開拓支援員を採用するなどして態勢構築を急ぐ。

 就労仲介は、特別支援学校の卒業生や福祉施設などで働く障害者らを対象に、県社会福祉事業団・五色精光園(洲本市)が担う。障害者とともに派遣される就労サポーターの養成講座には、淡路島内の主婦やリタイアした団塊世代の20人が参加、7月に研修を修了した。翌月から、県立あわじ特別支援学校(同市)の生徒と、タマネギなどの収穫や選別、出荷、草刈りなどの実習に取り組んでいる。

 サポーターの指導を担当した兵庫県立大大学院の豊田正博准教授は「作業を見せながら教えることで習得も早くなる。知的障害者は繰り返す作業が得意で、農作業に適応しやすい」と期待を込める。

 一方、実習などを通して、受け入れ農家の開拓▽農閑期の雇用継続策▽サポーターの増員‐などの課題が浮上。県は12月補正予算で、受け入れ農家を開拓する支援員1人の配置を盛り込んだ。また、来年2月には関係者を集めて課題への対応を話し合う予定で、障害者支援課は「障害者の新しい就労モデルとして確立したい」としている。(桑名良典)

(2011/12/13 08:20)

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