経済経済keizai

  • 印刷
中国語と英語が書かれたカードを使って講習を進める外国人向けのスキー教室=神戸市灘区六甲山町、六甲山スノーパーク
拡大
中国語と英語が書かれたカードを使って講習を進める外国人向けのスキー教室=神戸市灘区六甲山町、六甲山スノーパーク
4カ国語の表記で外国人観光客を案内する土産店=神戸市灘区、六甲おみやげ館
拡大
4カ国語の表記で外国人観光客を案内する土産店=神戸市灘区、六甲おみやげ館
4カ国語の表記で外国人観光客を案内する土産店=神戸市灘区、六甲おみやげ館
拡大
4カ国語の表記で外国人観光客を案内する土産店=神戸市灘区、六甲おみやげ館
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 中華圏の旧正月「春節」(8日)を挟んだ大型連休を迎え、神戸の観光施設にも中国などからの観光客が押し寄せている。人工雪を楽しめる六甲山スノーパーク(神戸市灘区)はここ5年で外国人団体客が約7倍に急増。今季から外国人対象のスキー教室や、イスラム教徒向けの礼拝所も設けた。神戸の夜景を楽しめるレストラン船も右肩上がりの状況が続く。一方で、6日に台湾南部で地震が発生し、受け入れ側の各施設も現地の様子を気遣う。

 同パークが1月に始めた外国人向けのスキー教室。雪が珍しい台湾や香港からの旅行者に、スキー板の付け方や滑る姿勢を教える。講師は中国語の説明文や写真付きのカードを首から下げ、簡単な英語とジェスチャーで意思疎通を図る。

 同パークは昨季、外国人団体客が約1万7千人と過去最多に。今季も昨年12月5日の開業から1月末までに約4800人が訪れた。

 「教室はスキー場の安全確保にもつながる」と広報担当の野口竜太郎さん(24)。外国人の初心者が転倒や衝突する事故を防ぐ狙いもある。

 イスラム圏からの旅行者にも配慮する。昨年12月には手足を清めるシャワー室付きの礼拝所を新設し、レストランでは豚肉やアルコールを使っていない料理に表示を付けた。

 「昨季、屋外で礼拝を始める姿を見て対応の必要性を感じた」と野口さん。友人と訪れたイスラム教徒のラフィダ・ビンティ・モハマドさん(23)は「礼拝所があると便利で来やすい」と笑顔だ。

 春節を挟む6~14日の9日間だけで約5千人の外国人団体客の入園を見込む。近くの「六甲おみやげ館」は4カ国語の案内板で対応。運営する六甲山観光の野田英明観光事業部長(47)は「外国人客の急増を爆買(ばくが)いにつなげたい」と話す。

 神戸港を周遊するレストラン船「コンチェルト」は2015年度、1月末までに外国人約1万1千人が乗船。12年度の1年間と比べ約2・2倍に増えた。団体客の約9割は台湾人で、夜景を楽しめるディナーの利用がほとんど。下船前の放送で中国語を流すなど対応を進める。

 春節の前後は、外国人客を普段の約1・5倍と見込む。広報担当の杉岡優さん(32)は「個人で神戸へ来た際、再び乗船してもらえるようなおもてなしをしたい」と意気込む。

 「ルミナス神戸2」も13年に約6600人だった外国人客が、15年は約7100人に増加した。(田中宏樹、小尾絵生)

経済の最新

天気(9月29日)

  • 27℃
  • ---℃
  • 70%

  • 24℃
  • ---℃
  • 80%

  • 26℃
  • ---℃
  • 80%

  • 26℃
  • ---℃
  • 60%

お知らせ