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冷たさモ~っと長持ち 牛用の冷感マフラー発売 丹波の企業

2021.07.13
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「モーっとクール」を開発した大槻恵美さん=丹波篠山市味間奥

「モーっとクール」を開発した大槻恵美さん=丹波篠山市味間奥

改良した「モーっとクール」を巻いた牛=丹波篠山市味間奥

改良した「モーっとクール」を巻いた牛=丹波篠山市味間奥

 牛の飼育サポート商品を手掛ける作業服販売会社オオツキ(丹波市)は、暑さ対策として接触冷感機能を持つ牛用のマフラーを発売した。水でぬらして首に巻けば、ほど良い冷たさが得られる。加えて氷や保冷剤が入る内ポケットを設け、一定時間連続で使えるようにした。(真鍋 愛)

 同社は昨年、水に浸して牛の首に巻くマフラー「モーっとクール」を開発・販売した。その後、淡路島の肥育農家から「牛を市場まで運んでいると、ストレスと暑さで脱水症状になり、出品できなかった」との相談が、同社取締役の大槻恵美さんに寄せられた。

 大槻さんは「出品できない牛は、連れて帰るしかない。農家さんの『悔しいんや』という言葉が忘れられなかった」と振り返る。同じ体験をした農家が多いことも知り、長時間の移動でも冷たさが持続するよう「モーっとクール」を改良することにした。

 マフラーは面ファスナー式で、首に巻く部分に接触冷感素材を使用。接触冷感指標の一つ「Q-max(キューマックス)値」は1・0以上で、「接触冷感素材」の基準値0・2を大幅に上回った。

 内ポケットは冷たさを維持しやすく、生産家からは「水でぬらす頻度が少なくて済む」「子牛が気持ち良さそうに寝てくれる」といった反響があった。

 NOSAIひょうご丹波家畜診療所の獣医師井口真里奈さん(29)によると、成牛の平均体温は38・5~39度、子牛が39度前後で、夏場はさらに上昇する。「暑さが増すにつれ、弱る牛をよく見るようになった」といい、「個人的な見解だが、太い血管がある牛の首回りを冷やす効果は大きい」と話す。

 昨年から「モーっとクール」を使う兵庫田中畜産(丹波篠山市)の林実佐子さん(21)は「商品を使った牛は、体調を崩す頻度がかなり減った。新しい商品も活用したい」と期待する。

 マフラーは長さ75センチ、幅12センチ。小サイズは長さ67センチ、幅12センチ。どちらも2750円。オオツキTEL0795・74・3972