フェリシモのユニークな商品の広告で埋め尽くされた阪急電鉄車内（フェリシモ提供）

ドラえもんと添い寝気分が味わえる枕の広告（フェリシモ提供）

少ししか物が入らない「すずめの涙ポーチ」の広告（フェリシモ提供）

不安定な場所で寝る「猫あるある」を傘の目印に採用した商品の広告（フェリシモ提供）

　「すずめの涙」ほどしか物が入らないスズメ形のポーチ、ドラえもんのぬいぐるみが付き添い寝できる枕…。通販のフェリシモ（神戸市中央区）が、阪急電鉄１編成をユニークでかわいらしい商品の車内広告で埋め尽くしている。「走る百貨展」と名付けて展開。担当者は「見るだけで楽しい商品で、通勤・通学をわくわくの時間に変えたい」とＰＲする。３０日まで。

　ネコやゴリラなどがモチーフの雑貨や衣料をはじめ、交流サイト（ＳＮＳ）で反響があった４０商品を選抜。写真にキャッチコピーを添えたつり広告などとして掲示する。価格を載せないなど商売の色を極力排した。

　同電鉄の宝塚、神戸、京都線の各１編成で展開。特設サイトも開設した。

　また、フェリシモが神戸と横浜で営業する、人気キャラクター「ミッフィー」をモチーフにしたレストラン「ディック・ブルーナ　テーブル」の期間限定ショップが２２日～１０月３日、阪急大阪梅田駅２階中央改札内に開設される。（広岡磨璃）