経済
黒豆、イカナゴ、酒かす…神戸の「ご当地チーズトースト」あなたはどれを選ぶ? 神戸の3喫茶店で投票を
神戸の「ご当地トースト」をつくり出そうと、神戸市中央区にある喫茶店3店舗で「神戸チーズトースト総選挙」が行われている。候補は、黒豆、イカナゴ、酒かすの3種類。9日までの期間中に投票してもらい、1位を決める。
神戸チーズトースト実行委員会主催。日本で初めて個包装のスライスチーズを発売した六甲バター(神戸市中央区)も協力し、気軽に食べられる神戸らしい新たなご当地グルメで街を盛り上げようと企画した。
実行委がプリンやぼっかけ、ギョーザなどで15種類のトーストを試作。チーズとの相性や家庭でも作れる手軽さから、黒豆、イカナゴのくぎ煮、酒かすの3種類をノミネートした。
3店舗は、英國屋の三宮センター街3丁目店、元町サントス、DORSIA(ドーシア)。3種類のうち2種類を注文する。価格は440円(ハーフ&ハーフ)で、各店とも平日10食、土日祝日は15食の限定。店頭に投票ボードを設置し、注文しなくても投票できる。
英國屋を運営するミカド(神戸市中央区)の小川嘉之専務は「イベントをきっかけに、他の喫茶店や家庭でもチーズトーストを楽しむ動きが広がればうれしい」と話す。
情報はツイッターアカウント「神戸チーズトーストプロジェクト」で発信している。(赤松沙和)