ひょうご経済プラスTOP 経済 「神戸、日本の宝物」昭和初期の神鉄車両、復元第2弾で元の姿へ 車庫に眠る「デ101」鉄道ファンら寄付募る

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「神戸、日本の宝物」昭和初期の神鉄車両、復元第2弾で元の姿へ 車庫に眠る「デ101」鉄道ファンら寄付募る

2023.12.28
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第1弾の修繕を終えた「デ101」(右)のお披露目会に出席する「デ101まもり隊」の米倉裕一郎さん。左の車両は後継の構内入換車=2021年、神戸市北区鈴蘭台南町9、神戸電鉄鈴蘭台車庫

第1弾の修繕を終えた「デ101」(右)のお披露目会に出席する「デ101まもり隊」の米倉裕一郎さん。左の車両は後継の構内入換車=2021年、神戸市北区鈴蘭台南町9、神戸電鉄鈴蘭台車庫

 昭和初期につくられた神戸電鉄(神戸市兵庫区)の車両「デ101形101号車」(デ101)を、クラウドファンディング(CF)で復元するプロジェクトが、鉄道愛好家らによって進められている。2021年には、第1弾のCFで他の列車をけん引する構内入換車として使われた時代の姿に修繕。第2弾の今回は、乗客を乗せて走っていた約90年前の姿に戻す。

 今回のCFは2023年12月に開始。3週間弱ですでに200万円を超え、支援の輪が広がっている。

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