神戸
特養に車いす寄付 小6生がプルタブ500Kgを換金
車いすを寄贈するため、プルタブ集めに取り組んだ子どもたち=神戸市北区道場町塩田、道場小学校 |
道場小学校(神戸市北区道場町塩田)の6年生35人が、缶のふたのつまみ(プルタブ)を集めた金で車いすを1台購入し、近くの特別養護老人ホーム「やすらぎの里道場」に寄贈した。家族や地域を巻き込み、2年がかりで約500キロを収集。子どもたちの気持ちのこもった贈り物に、同ホームは喜んでいる。(中川 恵)
中心となったのは、樋口拓也君(12)、朝野滉平君(12)、松崎耕佑君(12)、平山賢汰君(12)。
四人は四年生のころ、インターネットでバリアフリーについて調べていた時、「プルタブを八百キロ集めると、車いす一台になる」との記述を見つけた。二〇〇七年一月ごろから、手製のポスターや回収箱を用意し、クラスメートや全校生に協力を呼びかけた。
二カ月に一度、集まったプルタブの重さを、保健室の体重計で計測。しかし、思ったほど集まらず、「卒業までに目標に届くのか」と心配になることもあったという。五年生になり、近くのスーパーなど十カ所以上に協力を求め、収集箱を設置した。
地道に集めたプルタブは約五百キロに達し、昨年秋、近隣の金属リサイクル業者が一キロ七十円で買い取ってくれた。
車いすは昨年十二月に寄贈した。「車いすを持って行った時、すごくうれしそうに受け取ってもらえたので、集めて良かったと思った」と松崎君。同ホームは「頑張ってくれた気持ちがありがたい。大切に使います」と話している。
(1/23 10:23)

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