神戸
須磨海岸のごみ減らすには? 児童ら「海と環境」議論
海の環境を守るため、アイデアを発表する児童ら=神戸市東灘区住吉山手五、神戸大付属住吉小学校 |
神戸大学付属住吉小学校(神戸市東灘区住吉山手五)で六日、海に親しみながら環境を守るための方法を考える授業があった。六年生約四十人が須磨海岸でのごみ袋販売や、海の家で開く魚の写真展などのアイデアを披露し、議論。人の暮らしと環境保護を両立させる難しさを実感していた。(森 信弘)
神戸大学(神戸市灘区)と日本海事センター(東京都)による海事教育のあり方に関する調査研究プロジェクトの一環。児童らの意見は、プロジェクトに協力する帆船「海王丸」と交流のあるハワイの環境保護グループにも伝えられる。
同校では昨年十二月から、総合的な学習の時間を使い、神戸・三宮などで一般に、海に関する意識調査などをしてきた。
この日は須磨海岸のごみを減らすための方法を巡り討論。「ビニールのごみ袋を販売する」「ごみを捨てたら罰金をとる」などの意見に対し、「面倒くさくなって海に来る人が減るのでは」などの反対意見もあり、議論は白熱した。
そこで、「人を多く呼ぶか、環境を守るかどちらかをとらなければいけないのではないか」との意見が出ると、児童らは考え込んでいた。
ゲストとして参加した日本海事センターの重冨徹企画研究部長は「これからみんなが頑張って、大人になったら両立できるような世界にしてほしい」とエールを送った。
石上真衣さん(12)は「法律で縛るのは難しいので、海と触れあうことで海を好きになり、人の意識を変えることが大事だと思った」と話した。児童らは今後意見をまとめ、清掃活動などにも取り組むという。
(2/7 10:23)

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