神戸
公園遊具、専門技術者が点検へ
遊具を点検する「公園あんぜん教室」に参加する子どもたち=2008年10月、北区内(市提供) |
神戸市は来年度、市内約千五百カ所の公園を対象に、専門技術者による遊具の「専門点検」に乗り出す。これまでも、目で見たり、触ったりする安全点検を行ってきたが、全国で遊具事故が起こっていることなどを受け、さらに安全性を高めるため実施する。木製や鉄製遊具の支柱内部の腐食などを確認し、改修や更新を進めていく。点検は、子どもの夏休みが始まる七月下旬までに済ませたいという。
市によると、三カ月に一度の定期点検の対象となっている遊具は約六千五百基。そのうち、滑り台とジャングルジムなどが一体となった複合遊具やブランコなど、約千五百基の専門点検をする。
国土交通省が昨年、各地で子どもの事故が発生しているのを受けて安全対策指針を改定したため、定期点検に加えて実施することにした。
専用機器を使って、木製遊具の腐食などを調べたり、ブランコのつり具や鉄の支柱などの摩耗度や劣化具合を調査したりする。必要な場合は分解もする。点検と改修費なども含め、二〇〇九年度当初予算案に約一億一千八百万円を計上した。
市によると、昨年八月、国が示した遊具の標準使用期間の目安は、木製で十年、鉄製は十五年。市内の定期点検の対象遊具六千五百基では、約八割がこの目安を超えているという。
市公園砂防部管理課は「子どもたちが安心して遊べる公園づくりを進め、遊具の長寿命化も図りたい」としている。(紺野大樹)
(2/20 10:23)

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