神戸
昔ながらの街並み再考を 神戸で関西路地サミット
実例を交えながら路地の活用方法などについて話し合った関西路地サミット=こうべまちづくり会館 |
昔ながらの街並みを見直したまちづくりを考える「関西路地サミットin神戸」が13日、神戸市中央区元町通4のこうべまちづくり会館であった。神戸、京都、大阪の行政担当者が、沿道の緑を生かした事例などを報告。路地の魅力を引き出す手法や、防災上の工夫などについて意見交換した。(小川 晶)
10月に神戸で開かれる「全国路地サミット」のプレイベント。県建築士会まちづくり委員会が主催し、建設コンサルタントら約40人が参加した。
阪神・淡路大震災後、神戸市の路地整備を担当した同市住宅整備課の狩野裕行主幹は、専用の植栽スペースを設けた灘区泉通6丁目地区の4メートル道路について紹介した。
市独自の「近隣住環境計画制度」を利用し、通行部分を狭める手法だが、狩野主幹は「緑あふれる道が手軽につくれる一方、車が入りづらくなる欠点もある」と説明。現在、同制度を利用した計画を立案中の長田区駒ケ林地区の例にも触れ、「住民の合意を得るのが難しい」と話した。
2度の火災に遭いながら路地を残して復興した大阪・法善寺横丁の報告では、街の情緒を保ちつつ、建物の防火性や避難経路の確保に配慮した経緯が紹介された。
参加した都市再生機構の男性(52)=京都市=は「人口が減少する今は、大規模な区画整理をやる時代ではない。建物の老朽化を見据えながら、路地での暮らしや住民の思いに沿ってまちづくりをする大切さを実感した」と話した。
(6/14 10:09)

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