神戸
震災伝えるケーキ 売り上げの一部、NPOに寄付
阪神・淡路大震災で亡くなった神戸市東灘区の加藤はるかさん=当時(11)=の名前の付いたケーキが昨年、関西3空港で限定販売され、売り上げの一部が8日、姉のいつかさん(30)が参加するNPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り」に贈られた。
同法人は震災の記憶を伝えようと、はるかさんの自宅跡に咲いたヒマワリの種を各地に植える活動をしている。
活動に共感し、神戸に工場を建設予定の洋菓子メーカー「フェスティバロ」(鹿児島県鹿屋市)が、自社栽培するサツマイモ「べにはるか」を原料に「唐芋レアケーキはるか」を商品化。昨年4〜11月、関西、大阪(伊丹)、神戸の3空港で2千個販売された。
この日は、三宮・東遊園地の「1・17希望の灯り」前で、売り上げの約1割にあたる20万円が同法人に贈られた。
フェスティバロの郷原拓東・神戸支社長は「震災を伝えたいという志が商品という形になり、力になることができた」と満足そうだった。
いつかさんは「ケーキを通じて、震災について考えてもらうきっかけになった。企業に協力していただき、はるかも喜んでいると思う」と話していた。
(山下智寛)
(2010/02/09 09:13)

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