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 肺炎や予防接種への意識について製薬会社ファイザー(東京)が実施したアンケートで、兵庫県民(60歳以上)は「肺炎にかかる可能性がある」と警戒心を持つ割合が都道府県別2位の72・7%に上ったのに対し、肺炎ワクチンを接種した人の割合は5人に1人程度にとどまった。

 日本では肺炎で亡くなる人は年間12万人を超え、2011年に脳血管障害を上回り3位になった。肺炎の原因となる肺炎球菌のワクチンは一昨年、65歳から5年ごとに定期接種の対象になったが、アンケートではそのことを知らない兵庫県民が40%に上った。医師から接種を勧められた人も18%にとどまった。肺炎を警戒しながら、対策には課題を残す結果となった。

 アンケートは昨年7~8月、全国の60歳以上の男女を対象にインターネット上で実施。7050人(各都道府県とも男女150人)から回答を得た。

 成人後のワクチン接種の有無では、兵庫県民は「接種したことがある」が40・7%で、全国平均を1・8ポイント下回った。また接種経験者のうち、肺炎球菌感染症(肺炎)のワクチンを接種した人は50・8%。県民全体の中では20・7%で、都道府県別で24位にとどまった。

 兵庫県民が成人後に接種経験のあるワクチンは、インフルエンザが最も多く、肺炎、水痘(水ぼうそう)-と続いた=グラフ参照。

 調査結果について、慶応大医学部の岩田敏教授(感染症学)は「高齢者の場合、肺炎による入院で寝たきりとなり、また肺炎を繰り返すケースがある。発症してから治すのではなく、予防が重要になる」とコメントした。(田中伸明)

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