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大学入試センター試験に臨む受験生。保護者の関心も高い=1月16日、神戸市東灘区の甲南大
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大学入試センター試験に臨む受験生。保護者の関心も高い=1月16日、神戸市東灘区の甲南大

 大学入試シーズンまっただ中。近年、試験会場でよく見かけるのが「保護者控室」。受験生の保護者らが待機できるよう、大学側がキャンパスの食堂などを開放。一部では、両親に付き添われて会場入りする受験生が増えているという。過保護か、それとも親の務めか-。専門家は「親子関係の変化」を指摘する。(上田勇紀)

 大学入試センター試験が1月16、17日にあり、国公立大では25日から2次試験の願書受け付けが始まった。2月1日からは関西学院大(兵庫県西宮市)などで一般入試が始まる。

 甲南大(神戸市東灘区)は2月初旬の一般入試当日、岡本キャンパスに新しくできた交流スペースを保護者向けに開放する。約100人が入れる。

 近年、母親だけでなく、父親も伴って来る受験生が増えているという。従来は食堂を開放していたが、2016年度入試から、場所を移して対応する。

 「試験当日だけでなく、オープンキャンパスにも親と一緒に来る受験生が増えている」と同大の広報担当者。入学式や卒業式は保護者が増えて会場に入りきれず、近年はモニターで見守る別室を用意している。

 流通科学大(同市西区)も入試当日、保護者向けにキャンパス内のレストランを開放。武庫川女子大(西宮市)なども例年、食堂を開放する。大学入試センター試験でも、保護者向けのスペースを用意した大学があった。

 兵庫県内のある大学関係者によると、試験当日、受験生から連絡を受けた保護者から「うちの子の教室が寒い」などとクレームが寄せられたケースも。少子化で受験生獲得が激しくなっている背景もあり、大学側も丁寧に対応しているという。

 過保護との声も聞こえてきそうだが、「友だち親子の進化形では」と甲南大の阿部真大(まさひろ)准教授(社会学)はみる。「心配で心配で-というより、親もイベントとして応援する。子どもの側も頼んで付き添ってもらうわけではなく、そんな親を冷静に受け入れる。いまどきの親子関係かも」と分析する。

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