社会
神港魚類社長退任へ ウナギ産地偽装事件で引責
中国産ウナギの産地偽装事件で、不正競争防止法違反(虚偽表示)の罪に問われている水産卸会社「神港魚類」(神戸市兵庫区)の大堀隆社長(66)が事件の責任を取り、六月二十三日の株主総会で退任することが、分かった。後任には同社の網野裕美顧問(66)が就任する。
同社は一九四八年設立で、水産最大手のマルハニチロホールディングスの子会社。大堀社長はマルハグループ本社常務などを経て、二〇〇七年六月、神港魚類社長に就任した。事件では、会社としての神港魚類も同罪で起訴され、罰金一千万円を求刑されている。
同社幹部によると、大堀社長は「消費者の信頼を損なった責任は事件当初から感じていたが、再発防止のための社内の体制も整い、退任を決めた」と話しているという。
網野氏は今年三月末、同ホールディングス子会社のマルハニチロ水産取締役管理部長から、神港魚類顧問に就任した。網野氏の社長就任は、六月二十三日に開く株主総会後の取締役会で正式決定する。改善業務担当の川口道人取締役(51)も退任する予定。(末永陽子)
(4/24 14:19)

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