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 兵庫県西宮市立の保育所8園で、調理員が園児用の給食やおやつを無断で飲食していたことが10日、分かった。園児に提供する分が足りなくなったとの指摘もある。市は「公費で子どものために購入している食材で、あってはならないこと。処分も含めて厳正に対処したい」とし、本格的な調査を行う方針。(金山成美)

 同市保育所事業課によると、市議から指摘を受けて調査したところ、全23園のうち8園で調理員が給食、牛乳、おやつなどを飲食していたことが判明した。

 保育所の給食は、市の栄養士が共通の献立を作成し、年齢に応じて子ども1人当たりの分量を算出。各園が翌月分の園児の見込み人数を提出し、市が一括して食材を発注している。

 また、調理員の作業マニュアルには「昼食は各自準備」とある。

 同課は「誰が、いつから飲食していたのかは確認できていないが、余ったものをもったいないと思って食べた、と聞いている」とする。

 この問題は同日の市会一般質問で取り上げられ、市議は「元調理員から『昼食として食べていた人がいた。子どもの分が不足する事態も起こっていた』と聞いた」と指摘した。

 市は「(子どもの分が)不足したかどうかは確認できていない」としている。

 同課は「調理員の認識と管理監督、両方の甘さが原因。意識改革やマニュアル見直しを徹底したい」としている。

  

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