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野々村竜太郎・兵庫県議
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野々村竜太郎・兵庫県議

 兵庫県議会の野々村竜太郎議員(47)=無所属、西宮市選出=が2013年度、豊岡市と兵庫県佐用町、東京都、福岡市の4カ所を日帰りで計195回訪問したとして、政務活動費(政活費)から計約300万円を支出していたことが30日、県議会が公開した収支報告書で分かった。報告書には交通費の領収書添付が一切なかったほか、現地での活動を示す記載も見当たらず、“不自然”な支出に説明を求める声が強まりそうだ。

 政活費の収支報告書は30日午前9時半に公開が始まった。神戸新聞社は野々村氏への取材を試みたが、同日正午現在、連絡が取れていない。

 野々村氏の収支報告書によると「要請陳情等活動費」として計301万5160円を支出。その全額が、自宅最寄りの阪神武庫川団地前駅(西宮市)から特定の4カ所までの往復の切符代に使われていた。

 行き先は、JR城崎温泉駅(豊岡市)=106回▽JR佐用駅=62回▽JR博多駅(福岡市)=16回▽東京都内=11回。4月に11日連続で福岡と東京を、6月から7月にかけては12日間連続で豊岡と佐用を交互に訪れるなどしていた。本会議など議会登庁日などと重なる日付の訪問はなかった。

 同活動費は、予算獲得などのために国や国会議員に対する活動▽要望書作成費▽県民からの個別相談に要する経費‐などへの支出が認められている。しかし、野々村氏の報告書には各駅到着後にかかった交通費や、現地での活動内容を示す記載は一切なかった。

 政活費は全ての支出に領収書の添付が義務づけられているが、「自動券売機で切符を買い領収書が発行されない場合」など例外規定がある。議会事務局は「本人にも確認したが、支出したと主張される限り、報告書をそのまま受け付けるしかない」と説明している。また、同活動費の支出を報告したほかの28議員のうち、最高額は約33万円だった。

 野々村氏は川西市職員などを経て11年4月に初当選し、現在1期目。13年度支給された政活費600万円は全額使い切っていた。(三木良太、岡西篤志)

 兵庫県議会の政務活動費 政党活動などを除く調査研究のため、条例に基づき、議員報酬とは別に議員1人当たり月額50万円が支給される。所属会派と議員個人にどう配分するかは各会派に任されている。「広報広聴費」や「人件費」など10項目の支出が認められている。2011年6月分から1円以上の全ての支出に領収書の添付が義務づけられた。条例改正により、名称が13年度に「政務調査費」から変更された。

【動画】野々村竜太郎議員が7月1日に会見

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