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 在日コリアンの若者が抱える悩みを受け止める場をつくろうと、市民団体「在日コリアン青年連合(KEY)」(事務局・大阪市)が、神戸市中央区など3カ所で、28日から相談窓口を開設する。ヘイトスピーチ(憎悪表現)などが社会問題化する中、孤立する同胞と思いを共有する場にしたいとしている。

 KEYは神戸、大阪、東京都新宿区に事務所を置き、在日コリアンの若者が中心になって民族の歴史や人権の勉強会、交流イベントなどを開いている。

 昨年、兵庫県内などで在日コリアンと日本人の若者にアンケートを実施。ヘイトスピーチを日本人の6割が「知らない」としたのに対し、在日コリアンは8割が「知っている」と回答。ほとんどの人が「ショックだった」「悲しかった」など傷ついた経験を明かした。

 これを受け、KEYは「ルーツやアイデンティティーについての悩みを話せる場が必要」と判断し、相談窓口設置を決めた。メールで予約を受け付け、スタッフが面談する。費用はかからず、主に10~30代の利用を見込んでいるという。

 KEY共同代表の田中趙美奈子(たなかちょうみなこ)さん(33)は神戸大を卒業後、会社員になってから自身のルーツを知ったという。「アイデンティティーへのモヤモヤや差別への不安などで、持って行き場のない思いを抱える若者は多い。一緒に考えていきたい」と話している。27日には大阪市で開設イベントを実施する。KEYTEL06・6762・7261

(畑野士朗)

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