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丹波市で起きた土砂崩れ。多くは土砂災害警戒区域だった=17日、丹波市市島町徳尾(撮影・中西幸大)
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丹波市で起きた土砂崩れ。多くは土砂災害警戒区域だった=17日、丹波市市島町徳尾(撮影・中西幸大)
丹波市内の土砂崩れ発生場所
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丹波市内の土砂崩れ発生場所

 兵庫県北部で16~17日に降った豪雨で、丹波市では31カ所で大規模な土砂崩れが起きていたことが分かった。広島市では20日、土石流で40人超の死者・行方不明者を出し、危険性があらためて浮き彫りになった土砂災害。丹波、広島ともに発生場所の多くは土砂災害の危険地域だった。まずは自分の住んでいる場所の危険性を知ることが必要だ。

 国土交通省によると、土石流や急傾斜地崩壊などの危険箇所は全国で約52万5千カ所あり、兵庫県は2万1千カ所、広島県は約3万2千カ所。

 都道府県は危険箇所を調査し、土砂災害防止法に基づく「土砂災害警戒区域」に指定する。兵庫県は大半の約2万カ所を指定しているが、広島県は約4割にとどまっていた。

 兵庫県砂防課は20日現在、丹波市市島町で発生した大規模な土砂崩れを31件確認。住民が犠牲になった同町徳尾を含め、20件が警戒区域内だった。

 警戒区域内にあった同町上竹田の民家には、裏山から大量の土砂とともに長さ10メートル以上の木々が押し寄せた。住民は別の場所へ逃げて無事だったが、朝、惨状に言葉を失った。「危険な場所だと知っていたが、ここまで被害が出るとは」

 一方、11件は警戒区域外で起きており、人家への被害も出た。危険箇所にも含まれておらず、同課は「今後は危険箇所以外の調査も進める必要がある」とする。

 広島市で20日に起きた土砂災害現場は山裾に開発された住宅地。警戒区域は一部だが、多くが危険箇所に入っていたとみられる。

 土砂災害警戒区域は山間部だけでなく、都市部にも多い。神戸市では2175カ所が指定され、日頃の警戒が欠かせない。(高田康夫)

    ◇    ◇

 【土砂災害警戒区域】急傾斜地の崩壊や土石流、地滑りの危険がある区域。土砂災害防止法に基づき、都道府県が指定する。地域防災計画に記載され、避難態勢の整備とハザードマップでの危険周知などが義務付けられる。

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