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市民向け上映会の取りやめを告知するポスター=8月20日、篠山市北新町、たんば田園交響ホール
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市民向け上映会の取りやめを告知するポスター=8月20日、篠山市北新町、たんば田園交響ホール

 アニメ映画「アナと雪の女王」の異例のロングラン上映が思わぬ余波を生んでいる。配給元が著作権上の問題もあるとして、公共施設などでの市民向け上映会を中止するように求め、兵庫県篠山市で23日の上映が急きょ取りやめとなった。しかし県内では上映会を開いたところもあり、関係者は困惑している。(安福直剛)

 映画は、2人のプリンセスが登場する物語。3月に全国で封切られ約2千万人が観賞した。現在も劇場公開が続いている。

 配給元のウォルト・ディズニー・ジャパン(東京)によると、映画館での上映が終わった作品については、自治体などに業務用DVDを貸与し、一般向けDVD発売と同時に、非営利に限り上映会開催を許可してきた。

 しかし、今回は7月16日にDVDを発売したものの、公開は続行。「上映中に発売するのは初めて」(同社)という想定外の事態となった。

 上映会は無料か低額の協力金制のケースが多い。そのため、映画館で見る場合と不公平が生じ、著作権上の問題もあるとして、同社が把握した上映会について一部で禁止とした。篠山市(協力金500円)には、今月13日に日本国際映画著作権協会から上映しないように求める連絡があり、上映会をとりやめた。

 一方で、伊丹市や宍粟市、兵庫県佐用町などでは既に公共施設で上映。中止した自治体との違いについて、ある配給会社は「すべての上映会を把握することは困難。ケース・バイ・ケースとなった」と説明する。

 ウォルト・ディズニー・ジャパンによると、千葉県などでも上映禁止になった。同社は「新たなガイドラインを設け、今後は混乱が起きないようにしたい」と話している。

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