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ヘイトスピーチについて意見を交わす出席者ら=1日午後、神戸市中央区御幸通8
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ヘイトスピーチについて意見を交わす出席者ら=1日午後、神戸市中央区御幸通8

 ヘイトスピーチ(憎悪表現)と呼ばれる人種差別的な街宣活動について考える集会が1日、神戸・三宮の神戸国際会館であった。在日韓国・朝鮮人や議員、市民ら約130人が参加し、問題の解決に向けた方策を考えた。

 在日本大韓民国民団(民団)兵庫県地方本部などの主催。

 国連人種差別撤廃委員会は8月、差別をあおる行為に関与した個人・団体を捜査、起訴するよう勧告した。民団代表団の一員として同委への陳情活動に参加した徐史晃さんは、実際の映像を委員に提示したことを報告。「非常に衝撃だったようだ」と述べた。

 フリーライターで、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)などを相手に、2件の損害賠償訴訟を起こしている李信恵さんは、ヘイトスピーチを取材した際、「殺されると感じた」と恐怖を吐露した。

 日本にはヘイトスピーチを規制する法律はない。公明党ヘイトスピーチ問題対策プロジェクトチームの中野洋昌衆院議員(兵庫8区)は、「表現の自由」の制限を懸念する意見もあることを指摘。「党として方向性を議論しており、対応について早急に結論を出したい」とした。

 民団兵庫県地方本部の車得龍団長は「各方面との協調が重要だ。こうした集会は、市民の理解を進め、議会や国に働きかけるためにも、継続して開きたい」と話した。

(武藤邦生)

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