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被災地を支援する募金を集めている岩下さん夫妻=篠山市二階町
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被災地を支援する募金を集めている岩下さん夫妻=篠山市二階町
大地震で倒壊した建物のがれきが残るカトマンズ=昨年12月28日、岩下八司さん提供
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大地震で倒壊した建物のがれきが残るカトマンズ=昨年12月28日、岩下八司さん提供

 ネパール大地震からの復興を支援しようと、兵庫県篠山市二階町のNPO法人「P.U.Sバングラデシュの村を良くする会」が募金活動を続けている。代表の岩下八司さん(66)は昨年末、寄付金などを贈るために首都カトマンズを訪問。「今もがれきが残り、被災者は燃料や物資の不足で厳しい冬を過ごしている」と、息の長い支援を呼び掛ける。(岩崎昂志)

 昨年4月の大地震では約9千人が犠牲になり、多くの建物が倒壊。岩下さんと妻啓子さん(66)は翌月から雨よけに使えるビニールシートを募り、市民が寄せた計約800キログラム分のシートと募金約15万円を同8月、現地の村や支援団体に届けた。その後に集まった募金約3万5千円も届けようと、昨年12月26~31日に再びカトマンズへ向かった。

 最初の訪問から4カ月が過ぎていたが、現地は手つかずのがれきが残り、木や竹を組んでトタンで囲っただけの仮設住宅に大勢の被災者がいた。

 最も驚いたのは深刻な燃料不足だった。隣国インドとの外交問題のため国境付近の混乱で物流が滞ったのが原因。車の数は激減し、住民はたき火でご飯を炊いたり、停電が頻発しろうそくをともしたりしていたという。冬の最低気温が0度前後まで冷え込む中、はだしの子どもも多かった。

 滞在中も余震が続いた。「揺れに敏感になった子どもたちが、学校から一斉に外に飛び出していた」と岩下さん。「現地の復旧はまだ遠く、住民は支援を求めている。できることを続けたい」と話す。岩下さんが経営する服飾雑貨店「だいじょうぶ屋」(篠山市二階町)に募金箱を置いている。

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