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例年は群生するスイセン=2013年1月
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例年は群生するスイセン=2013年1月
暖冬と雪の影響で、わずかしか咲いていないスイセン。山の斜面を花々が覆う壮観さは見られない=1月31日午後、いずれも灘黒岩水仙郷
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暖冬と雪の影響で、わずかしか咲いていないスイセン。山の斜面を花々が覆う壮観さは見られない=1月31日午後、いずれも灘黒岩水仙郷

 兵庫県の淡路島内にある日本有数のスイセン群生地で、本来は1月下旬~2月上旬に見頃となるはずの花数が激減している。暖冬で咲き終わる時期が早まった上、1月の積雪で倒れたことなども影響。淡路島の冬を代表する観光スポットを襲ったダブルパンチに、関係者らは頭を抱えている。

 灘黒岩水仙郷(南あわじ市灘黒岩)は島内最高峰、諭鶴羽山(ゆづるはさん)の斜面約7ヘクタールに約500万本が咲き誇る。沼島(ぬしま)や太平洋の眺望も堪能でき、例年5万人以上の観光客でにぎわう。今季の営業は昨年12月25日に始まった。

 南あわじ市商工観光課によると、暖冬の影響で開花が早く、1月上旬に盛りとなった。さらに同24日に雪が降り積もり、多くが重さに耐えられず倒れてしまった。

 同25~27日に臨時休園し、今季の閉園も検討した。だが、おわびの意味も込めて入園料を大人500円から300円に下げ、小中学生300円を無料にして28日に再開。客足減少を少しでも食い止めたいとの狙いもある。

 花数自体は積雪の前から少なかったが、「原因ははっきり分からない」と同課。今後は園芸技術者らとも協力しながら球根の間引きや入れ替え、土壌改良などを検討し、「他地域のスイセンの状況も調べ、来季は咲かせるための対策を取る」と説明する。

 一方、山のくぼ地を約300万本が覆い、娯楽施設を持つ立川水仙郷(洲本市由良町由良)も事情は同じ。例年は1月下旬に迎える盛りが、今年は上旬に終わった。さらに積雪があり、現在の花数はピーク時の半分程度。同水仙郷は「これだけ咲くのが早い年は珍しい。観光客も減っている」と悲鳴を上げる。(佐藤健介)

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