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大手前通りの再整備イメージ図。姫路城の雰囲気に合わせ、石垣風のベンチなどが置かれる(姫路市提供)
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大手前通りの再整備イメージ図。姫路城の雰囲気に合わせ、石垣風のベンチなどが置かれる(姫路市提供)
現在の姫路城南側。中央の路側帯付近まで歩道を広げる予定=姫路市本町
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現在の姫路城南側。中央の路側帯付近まで歩道を広げる予定=姫路市本町
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 兵庫県姫路市は2016年度から、世界文化遺産・国宝姫路城とJR姫路駅を結ぶメーンストリート「大手前通り」の再整備に乗り出す。近年の再開発で駅前は広々と生まれ変わったが、城へ至るエリアの大半は手付かずだった。観光客から「城まで意外に遠く感じる」との声も聞かれる通りに、オープンカフェのスペースや石垣風ベンチなどを設け、飽きさせずに城まで導く。

(三島大一郎)

 大手前通りは1955(昭和30)年に完成。全長約800メートルの市道で、姫路駅から姫路城まで南北に一直線に伸びる。88年に再整備され現在の姿となったが、成長した街路樹の「根上がり」などで歩道が劣化。昨春の姫路城グランドオープンで観光客が増える中、通りのにぎわいづくりなどを求める声も上がっていた。

 16年度から再整備に着手するのは、市道十二所前線と交差する地点より北側の約670メートル。姫路城を眺めやすいよう、通り全体で街路樹を約3割伐採するほか、歩道の一部を約1~2メートル拡幅する。歩道上に約2メートルの自転車専用レーンや、足元の照明も設け、昼も夜も安心して歩ける通りを目指すという。

 さらに、通りを三つのゾーンに分類。姫路駅に近い南側部分から、花壇と銅像などのモニュメントを配置する「外曲輪(そとくるわ)・おもてなしゾーン」▽幅約4メートルのウッドデッキを敷き、オープンカフェのある「商業賑(にぎ)わい・活用ゾーン」▽かがり火に似せた街灯や、石垣をモチーフにしたベンチを置き、観光客らが休息できる「中曲輪(なかくるわ)・城前庭ゾーン」-とする。

 16年度中に着工し、19年度に完成予定。初年度は関連費として1億円超の予算計上が見込まれている。姫路市は「再整備により、姫路城の魅力をさらに高め、街のにぎわいを継続させたい」としている。

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