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 東日本大震災の風化を懸念する兵庫県篠山市の男性が1月、同市に匿名で600万円を寄付した。「若者に東北の被災者と交流してほしい」との意向で、市は基金に積み立てて交流活動を支援する。

 連絡を受けた市職員が1月8日、男性宅で現金を受け取った。高校生ら若い世代が被災地に行くなどして「現状を知ってもらいたい」と希望し、名前は伏せて「仙台城主伊達政宗」としてほしいと話したという。

 市は2012年、東日本大震災の復旧・復興基金を設立し、被災地の人を招いたり、現地に行く市民ボランティアに助成したりしてきた。震災から5年を前に寄付が減り、基金が底をつきかけた中での善意となった。

 市は支援活動1回につき上限30万円を支給してきた。今回の寄付を受け、上限額を引き上げるなどし、「伊達さん」の意向が反映できるようにする。(安福直剛)

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