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神戸市が山手幹線の地下化の検討を始める加納町3丁目交差点。横断歩道は南北を結ぶ東側の1カ所しかない=神戸市中央区
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神戸市が山手幹線の地下化の検討を始める加納町3丁目交差点。横断歩道は南北を結ぶ東側の1カ所しかない=神戸市中央区
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立体交差の検討が始まる加納町3丁目交差点。左奥の三宮の駅方面に向けフラワーロードが延びる=15日午前、神戸市中央区(撮影・大山伸一郎)
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立体交差の検討が始まる加納町3丁目交差点。左奥の三宮の駅方面に向けフラワーロードが延びる=15日午前、神戸市中央区(撮影・大山伸一郎)

 神戸市は2016年度、三宮の駅北側にある「加納町3丁目交差点」の立体交差工事の検討を始める。東西に走る山手幹線の一部を地下化し、歩行者と車の流れをスムーズにする狙いがある。同市が計画実現の先に見据えるのが、駅南側の三宮交差点の車線削減など歩きやすい都心の空間づくりだ。

 加納町3丁目交差点は、山手幹線とフラワーロードの接続地点。山手幹線の地下化は、同市が1980年1月に都市計画決定したが、凍結されていた。担当者は「地下に駐車場を併設する計画もあり、膨大な事業費と阪神・淡路大震災による行財政改革で着工が見送られていたようだ」とする。

 休止されていた計画に注目が集まったのが、同市の都心再整備の動きだった。15年9月、歩行者優先のまちづくりを目指す三宮周辺の「再整備基本構想」を策定。住民らとの協議では横断歩道が1カ所しかなく、歩道橋が入り組む同交差点の回遊性が課題とされ、立体交差を再検討することにした。

 同市の計画案では、片側3車線の山手幹線のうち、1~2車線をフラワーロードの地下に通す。地上の通過車両を減らして横断歩道を4カ所に増やし、歩道橋も撤去する。16年度に検討を進め、方針が固まれば17年度に設計業務に入る見通し。

 同市は、計画の実現により、東西の車がスムーズに流れる効果にも期待を寄せる。再整備基本構想では、フラワーロードと中央幹線が交差する三宮交差点の車線を削減し、歩行者が自由に歩き回れるビジョンを描く。

 その際の課題が迂回(うかい)路の確保。同交差点南側の国道2号に加え、北側の山手幹線に流れる車両の増加が見込まれ、加納町3丁目交差点の立体交差は、再整備の核となる駅前空間の在り方にも大きく関わってくるという。

 歩行者優先のまちづくりについて、同市は一体的に検討を進める予定で、三宮交差点は16年度から実現可能性の調査を本格的に開始。14年秋に車線規制の社会実験を実施した元町のスクランブル交差点でも歩道拡幅を見据えた協議を引き続き進める。

(小川 晶)

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