但馬
個性派バスで観光客お出迎え 豊岡と新温泉
特産品のかばんにラッピングされた全但バス=JR豊岡駅 |
新温泉町-岩美町を周遊する、レトロ感いっぱいのボンネットバス。右奥は遊覧船「いわつばめ号」=新温泉町芦屋 |
県とJR西日本などが、四月から始める大型観光企画「あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン」(兵庫DC)に合わせ、豊岡市と新温泉町に、趣向を凝らしたバスがお目見えする。ともに期間限定で、地場産業PRや観光客誘致への効果を期待する。(大盛周平)
■車体丸々 かばん模様 豊岡・特産PR
豊岡市内を走る全但バスの車両一台を、同市の特産品であるかばんに模してラッピングした。市が、「かばんのまち」をPRしようと、地元業者らでつくる「まちごとカバンミュージアム実行委」や全但バスの協力のもとで実現。二十八日には、JR豊岡駅(同市大手町)で出発式があった。
チェックの旅行かばんを模したバスは、同駅とコウノトリの郷公園(同市祥雲寺)などをつなぐ「団地バス」。すでにかばんのラッピングが施されている市営の循環バス「コバス」に続く第二弾で、正式運行は二十九日から来年三月三十一日までの予定だ。
出発式は、同市のマスコットらも参加し、にぎわった。また、三江小学校の児童約三十人が乗り初め。五年生の朝倉将輝君(11)は「こんなバスは見たことがなく、びっくり。走っていても目立つ」と笑顔だった。同実行委の兼先正雄委員長(44)は「乗ってもらえれば、いい思い出になると思う」と話していた。
■65年製の レトロ風情 新温泉・温泉と海周遊
新温泉町が運行するのは、「山陰海岸ジオパークと岬めぐり高原バス」。四月四日-六月二十八日の土、日、祝日限定で湯村温泉などの町内の温泉地や海岸線をつなぎ、観光客誘致やジオパークのPRを図る。
バスは、一九六五年製のボンネットバス。普段は岩美町(鳥取県)で使用されており、新温泉町が兵庫DC期間中、借り受ける。手動のドアや、二十七人乗りの小柄な車体が、レトロな風情を醸し出している。
行程は約四時間四十五分。午前十一時に湯村温泉を出発し、その後、浜坂漁港、岩井温泉(岩美町)、県立但馬牧場公園、七釜温泉などを経由、終点のJR浜坂駅には、午後四時十五分に戻る。
途中下車も可能で、料金は大人三百円-千円(小学生は半額)。浜坂漁港では、遊覧船「いわつばめ号」とも接続し、海と陸両側の景観を楽しめる手はずだ。遊覧船は大人千六百円(同)。
(3/29 11:25)

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