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釣ったアカナマダを持つ荒田勲さん=豊岡市一日市
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釣ったアカナマダを持つ荒田勲さん=豊岡市一日市

 兵庫県豊岡市一日市の自営業荒田勲さん(65)がこのほど、豊岡市津居山沖の日本海で深海魚のアカナマダを釣り上げた。体長は約1・2メートル。写真を見たNPO法人「但馬自然史研究所」の本庄四郎所長は「日本の海で発見された例はほとんどない。非常に珍しい」と驚いていた。

 荒田さんが所有する船でマダイ釣りをしていた18日午後2時すぎ、海の底に向かってぐいぐいと強い引きがあった。「これは大物がかかった」と喜んで釣り糸を巻き上げたところ、海面に姿を現したのは、荒田さんがこれまで見たこともない魚だった。

 アカナマダは太平洋や大西洋の暖かい海域に生息する深海魚。2001年に新温泉町で1匹が定置網にかかった際には、標本として国立科学博物館に寄贈された。

 荒田さんは「マダイは釣れなかったけど珍しい魚が釣れた。今年も残り少ないが、何かいいことがあるのでは」と満足そうだった。(斎藤雅志)

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