丹波
豪の森林火災は姉妹校周辺 篠山鳳鳴高が支援募金
募金活動について話し合う生徒会のメンバー=篠山鳳鳴高校 |
篠山市大熊の篠山鳳鳴高校の生徒たちが、過去最悪の森林火災に見舞われているオーストラリア南東部ビクトリア州にある姉妹校の支援にと、募金活動に乗り出した。現地では火災で家を失った生徒や父親を亡くした教諭もいるといい、生徒は「姉妹校の苦しみを知り、ニュースが急に身近になった。一人でも多くの人に呼び掛けたい」と、校内外から募っている。(上田勇紀)
篠山鳳鳴高校は二〇〇四年に同州メルボルンのマルーンダ高校と姉妹校提携を結び、毎年、生徒を相互派遣。二週間程度のホームステイを通して交流を深めてきた。
今月七日、同州の森林など数カ所で火災が発生。引率としてマルーンダ高校を訪れたことのある英語科の吉井吏教諭(45)が、同校にメールで被災状況を問い合わせたところ、十日、校長から返信があった。
メールは惨状を伝えていた。気温が四〇度を超える中、山は炎に覆われ、迫る火に着の身着のまま逃げた生徒もいた。吉井教諭のホームステイ先として町を案内してくれた図書館司書のジェニー・ピータスさんは父親を失い、悲しみに沈む。父親は自ら建てた山中のログハウスで犠牲になったという。
メールの内容を知り、生徒会の十一人が募金活動を申し出た。国際共生コース二年の立野友里恵さん(17)と藤田貴子さん(17)が一日がかりで英文のメールを翻訳。十九日、翻訳文を添え、募金を呼び掛ける文書を全教室に張り出した。藤田さんは「世界で起こっている出来事に鈍感になっていた気がする。自分の身に置き換えて活動したい」と話す。期間は三月上旬まで。街頭での募金活動も計画している。篠山鳳鳴高校TEL079・552・0047
(2/22 10:19)

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