丹波
認知症の理解、ゲームで深める 丹波の小学校
認知症高齢者の心や生活について学んだ学習会=丹波市市島町上竹田、前山小学校 |
認知症をテーマにした授業が五日、丹波市市島町上竹田の前山小学校で開かれ、四年生二十一人が症状を疑似体験するゲームなどを通して理解を深めた。通学路に認知症の高齢者が共同生活しているグループホーム「村いちばんの元気者」があることから、児童と高齢者の間に触れ合いが生まれ、施設職員を講師に学習の機会が実現した。(仲井雅史)
同施設は二〇〇七年に開所し、認知症の高齢者十八人が共同生活を送っている。同校の通学路に面し、互いにあいさつを交わすなど自然に交流が生まれた。今では運動会に招待し、学校ぐるみの付き合いに育っている。
児童はじゃんけんに負けると「家族」「友達」などと自分の大切なものを書いたカードを一枚ずつ失うゲームを体験。職員が「認知症は脳の機能が縮小し、捨てたくなくても大切なものを失います」と、記憶を失っていくことの不安や怖さを伝えると、真剣な表情で聞き入っていた。
グループホームの活動で笑顔をみせるお年寄りの生活も紹介され、高見七菜子さん(10)は「認知症でも心は生き生きしていると分かりました。お年寄りを大事にしたい」と話していた。
(3/6 11:37)

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