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丹波

競技用ラジコン業界に参入 丹波・パナソニック 

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 世界最高峰の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」などで使われる自転車タイヤのメーカー、パナソニックポリテクノロジー(丹波市氷上町石生)が、競技用ラジコンカー(無線操縦カー)業界に参入した。自転車タイヤや家電部品の製造で培った最先端の技術を駆使し、タイヤやホイール、ギアを開発。1千分の1秒を争うラジコンカーレースに挑戦している。(阿部江利)

 同社は1952年、松下電器(現在のパナソニック)の子会社として大阪市で創業し、65年に丹波市に移転した。80年代にスポーツ自転車のタイヤ製造を始め、90年ごろから自転車レースなどで使う高付加価値タイヤに特化し、開発を続ける。

 主力商品は、自転車の三大ロードレースとして知られる「ツール・ド・フランス」や「ジロ・ディタリア」に出場するプロチームが採用するなど、世界が認めるブランドに成長。一方、同社は家電製品に組み込むゴム樹脂部品なども製造していることから、タイヤと家電部品両方のノウハウを投入できるラジコンカーに狙いを定めた。

 開発したのは、直径48ミリのホイール、薄さ1・8ミリ前後のタイヤ、ギアなど4商品。スポーツカーを模したツーリングカーと呼ばれる車種向けで、レースではサーキットをバッテリーが尽きるまで時速60〜70キロで走り続ける。タイヤは1レースで摩耗するため、部品の精度が競技結果を大きく左右するといい、同社の技術が存分に生かせる環境だ。

 新商品には、自転車タイヤと同じ「パナレーサー」の名を冠し、今秋市場に投入した。たちまち話題を呼び、業界情報誌でも「高い完成度」などと評価されたという。開発や販路開拓を手がける工業用品課の島中勝史課長(55)、品質保証室の尾谷昌彦参事(56)は「パナソニックのブランドを冠する以上、いい加減なものは出せない。世界市場に挑みたい」と意気込んでいる。

(2011/12/26 09:15)

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