東播磨
三谷さん18日引退式 プロボクシング元日本王者
引退式を迎える三谷将之選手。現在はトレーナーとして後進育成に励む=高砂市神爪1 |
高砂市在住のプロボクシング元日本バンタム級チャンピオン三谷将之さん(24)が十八日、同市総合体育館で引退式を迎える。世界を目指して努力を続ける中、目の負傷で無念の引退となったが、「悔いはない。応援してくれた方々にきっちりあいさつをしてリングを降りたい」と話している。(吉田敦史)
三谷さんは同市立松陽中二年のころ、「強くなりたい」との思いから高砂ボクシングジムに通い始めた。高校へは行かず、二〇〇二年にプロデビュー。〇六年八月に日本タイトルを獲得し、〇八年二月に王座を追われるまで三度防衛した。世界王者を目指し、周りからも嘱望された。
しかし、予期せぬ負傷が夢を奪った。〇八年七月、判定勝ちした試合後、右目が見えなくなった。診断は網膜剥離(はくり)。手術で視力は回復したが、再発の恐れがあり、引退を決意した。戦績は二十六戦二十三勝(十KO)三敗だった。
「目標を持って充実した生活を送れたので、悔いはない」と三谷さん。現在はとび職の傍ら同ジムのトレーナーとして後進の育成に励んでいる。
引退式は、高砂ヤマシタプロモーション主催で、メーンの試合後に行われる。ジムの同期や後輩が試合で会場を盛り上げ、世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者長谷川穂積選手や、世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級王者名城信男選手らが駆けつける。三谷さんがリング上でファンにあいさつし、最後は引退選手をたたえるテンカウントゴングが打ち鳴らされる。
試合は午後三時半開始。引退式は午後七時ごろの予定。二階自由席五千円、リングサイド一万-二万円。高砂ボクシングジムTEL079・433・4378
(4/11 11:15)

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