東播磨
夢は兄妹バッテリー 野球部に初の女子部員 明石
「けんかも野球も『おにい』にはかなわないけど、早く追いつきたい」と話す山下穂華さん(右)と、「少し照れくさいけど、2人でバッテリーを組みたい」という兄の幸樹さん=市立大久保北中学校 |
兄妹バッテリーで、目指せ県大会-。市立大久保北中学校(明石市大久保町大窪)野球部に今春、同部初の女子部員が誕生した。小学生時代、地元のソフトボールチームで活躍した強肩捕手の一年生、山下穂華さん(12)だ。同部にはエース候補の二年生で兄の幸樹さん(13)もおり、二人は「公式戦でバッテリーを組みたい」と、日々の練習に励んでいる。(大森優子)
二人は市立大久保小学校時代、そろって地元のソフトボールチームに所属。先に入団したのは幸樹さんで、「『おにい』がやってるから」と、半年遅れで穂華さんもチームに参加。幸樹さんが六年生の時には、公式戦でバッテリーを組んだこともあった。
今春、穂華さんは中学校入学と同時に、「どうしても野球がやりたい」と入部を決断。当初、幸樹さんは「男子部員と同じ練習についていけるのか」と反対したが、今では「足も速くないし、技術もまだまだだけど、一生懸命頑張っている」と、妹の健闘をたたえる。
昨年、穂華さんは陸上競技の県大会に出場し、ソフトボール投げの部で優勝するなど、肩の強さは折り紙付きだ。幸樹さんは球威のある直球が身上で、大内田朋寛監督(33)は、「二人がバッテリーを組めるまでに成長すれば、来年には県大会でも活躍できるはず」と期待を寄せる。
放課後二時間の練習のほか、帰宅後もキャッチボールなどで汗を流す二人。穂華さんは、「『おにい』の球は、中学に入ってぐんと速くなった。まだうまくキャッチできないけれど、早く追いつきたい」。幸樹さんは、「妹はパワーのある打撃も魅力。一緒にチームをもり立てていきたい」と意気込んでいる。
(5/24 10:01)

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