東播磨
「マイスター工房八千代」に町づくり活動賞
「あしたのまち・くらしづくり活動賞」の振興奨励賞を受けたマイスター工房八千代のスタッフたち=多可郡多可町八千代区中村 |
「田舎のコンビニ」とも呼ばれる「マイスター工房八千代」(多可郡多可町八千代区中村)が、独自の発想で地域活性化に取り組む団体などを財団法人が表彰する「あしたのまち・くらしづくり活動賞」の振興奨励賞を受けた。地元の食材を使った巻きずしや総菜などが受け、県内外から常連客が集う人気店に成長したマイスター。過疎化に悩む地域で、雇用確保や住民の交流促進に貢献している点が評価されたという。
マイスターは、地元の主婦らが中心となり、農協の店舗跡で2001年に開店した。地元の高野豆腐、シイタケを使った巻きずしや総菜などを加工販売。地域に伝わる調理方法そのままに提供しており、オープンからすぐに行列ができる店になった。
スタッフは、女性を中心に27〜77歳までの26人。子育て中の主婦も多いが、家事に配慮したシフトを組むなど、負担が少なく、やりがいを感じられる勤務体系が特徴。結果として、各自が事業主という気持ちで頑張り、経営は2年目から黒字に転じ、今では年間1億8000万円売り上げているという。
喫茶部門もあり、地域住民の憩いの場となっているほか、老人会や小中学校との交流も盛んで、地域に欠かせない施設になっている。
施設長の藤原たか子さん(62)は「明るく楽しい職場づくりを目指している。もっと大勢を雇用し、地域を元気にしたい」と話している。
同賞は、財団法人「あしたの日本を創る協会」(東京都)などの主催。本年度は全国で41団体が表彰を受けている。
(篠原佳也)
(2009/12/17 09:30)

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